ドレスアップ車は法規制に触れないの？
ドレスアップ車は、自分の車をより個性的で魅力的にするためのカスタムのことですが、これには法規制が存在します。
法規制に触れないようにカスタムするためには、いくつかのポイントに注意が必要です。
まずボディキットやエアロパーツの装着は一般的なカスタムですが、これらが車両の全幅や全長を変える場合、道路運送車両法に定められた寸法を超えないように注意する必要があります。
また、地上高も重要で、最低地上高が9センチメートル以上であることが求められます。
そしてホイールやタイヤの交換も人気のカスタムです。
しかし、車検に適合するためには、ホイールがフェンダーからはみ出さないようにしなければいけません。
タイヤの直径や幅も、メーカーが指定する範囲内に収めることが重要です。
ほかに車高調整やエアサスペンションを導入する場合、車検基準を満たすことが必要です。
特に、車高を大幅に下げると最低地上高の規制に触れる可能性があるため、注意しましょう。
また、ヘッドライトの高さも規定されており、車高を変更することでこれらの基準を逸脱しないように気を付けましょう。
マフラーの交換はエンジン音を変えるために行われますが、排気音量には法的な制限があります。
具体的には、加速騒音規制や近接排気騒音規制を満たす必要があります。
また、排気ガスの浄化装置が適切に機能していることも確認しましょう。